予約しないと入れない聖地53か所|414か所を調べて分かった「行っただけでは入れない」場所

聖地巡礼でいちばん徒労感が大きいのは、着いてから入れないと分かることです。
交通費と時間をかけて行って、扉の前で引き返す。これは事前に防げます。
当サイトは掲載している552か所について、予約の要否を1件ずつ調べています。確認できた414か所を集計しました。
| 区分 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 予約不要 | 280 | 68% |
| 予約推奨 | 78 | 19% |
| 要予約 | 53 | 13% |
7割は予約なしで行けます。 ただし3か所に1か所は予約を考えたほうがよい場所です。そして要予約の53か所には、はっきりした型があります。
「要予約」と「予約推奨」は別物です
先に言葉の整理をします。ここを混同すると計画が崩れます。
- 要予約 … 予約がないと物理的に入れない。行っても無駄足になる
- 予約推奨 … 入れるが、満席や品切れで入れない可能性が高い。待つ覚悟なら行ける
予約推奨78か所のうち55か所がYouTube・テレビ由来で、その大半が飲食店です。番組で紹介された店に人が集まるという、単純な理由です。休日の昼どきを外すだけでもだいぶ違います。
要予約になる53か所には7つの型がある
1. ライブ会場・劇場 ─ 14か所(例外なし)
チケットがないと入れません。 東京ドーム、京セラドーム大阪、みずほPayPayドーム福岡、バンテリンドームナゴヤ、横浜アリーナ、有明アリーナ、日本武道館、幕張メッセ国際展示場、日本ガイシホール、広島グリーンアリーナ、AKB48劇場、SKE48劇場、NMB48劇場、17LIVE HKT48劇場。
当たり前に思えますが、「聖地として外観を見に行く」なら予約は不要です。会場周辺の聖地とセットで回る組み立ては遠征ライブ会場ガイド13選にまとめています。
2. 結婚式場・レストランウェディング施設 ─ 7か所
グランドオリエンタル みなとみらい、ロイヤルチェスター太田、キャメロットヒルズ、湘南迎賓館、SOMBREUIL、ワタベウェディング 表参道フラッグシップ、ザ・ミーツ マリーナテラス。
式が入っている日は関係者以外立ち入れません。 見学会やレストラン営業をしている施設もあるので、行くなら公式サイトから予約してください。
3. 撮影用の貸出スタジオ・企業施設 ─ 7か所
埼玉ロケーション・イベントスペースR17、KIRINAN BASE(旧桐生南高校)、足利スクランブルシティスタジオ、セネルスタジオ渋谷、日本製鉄スタジアム(富津)、松井建設採石場(常陸大宮)、amazing college。
撮影のために貸し出されている場所で、一般見学の窓口があるとはかぎりません。無断で敷地に入らないでください。
4. 高級店・専門料理店 ─ 9か所ほど
ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京、メゾン ポール・ボキューズ、中国料理「旬遊紀」(ホテル雅叙園東京)、ル・トリアノン(グランドプリンスホテル高輪)、つば甚、GINZA SUSHI BANYA KAI、Stellato(白金台)、みそきん 池袋店、はり重 道頓堀本店ほか。
そもそも予約前提の店です。番組で見たからといって当日ふらっと入れる業態ではありません。
5. 体験型施設・アクティビティ ─ 6か所ほど
BRAVE POINT 台場店、リアル脱出ゲーム CROSSING浅草本店、WILDMAGIC The Rainbow Farm、MT.FUJI CAMP RESORT、トップマリン残波、PANZA沖縄など。
枠を取って参加する形式です。当日枠がある施設もありますが、遠方から行くなら押さえておくほうが確実です。
6. 見学に申込が要る施設 ─ 3か所ほど
首都圏外郭放水路(防災地下神殿)、旧武徳殿(京都市武道センター)、神奈川工科大学 KAIT広場。
見学ツアーや事前申込の制度がある場所です。制度があるということは、勝手に入ってはいけないということでもあります。
7. 宿泊が前提の施設
本館古勢起屋、銀山荘、湖畔遊など。泊まらないと中に入れません。 銀山温泉のように街並みだけなら見られる場所もありますが、館内は宿泊者のためのものです。
7つに共通しているのは、「一般客がふらっと入る前提で運営されていない」ことです。 逆に言えば、この型に当てはまらない場所なら、たいていは予約なしで行けます。
ジャンル別の傾向
| ジャンル | 確認済み | 要予約 | 推奨 | 不要 |
|---|---|---|---|---|
| YouTube・テレビ | 177 | 16 | 55 | 104 |
| ドラマ・映画 | 96 | 10 | 11 | 74 |
| MV・PV | 90 | 12 | 7 | 71 |
| ライブ会場 | 14 | 14 | 0 | 0 |
| グッズショップ | 11 | 0 | 0 | 11 |
| CDショップ | 5 | 0 | 0 | 5 |
読み取れることが3つあります。
グッズショップとCDショップは全件が予約不要です。 買い物に行くだけなので当然ですが、計画に組み込みやすい場所です。
ドラマ・映画とMVのロケ地は8割が予約不要です。 屋外の公園・橋・駅・展望台が多いためです。ただしMVは要予約12件と、ドラマの10件より多い。スタジオや式場を借りて撮ることが多いのが効いています。
YouTube・テレビ由来は「推奨」が突出しています(55件)。 飲食店が中心で、番組効果で混むためです。行けるかどうかではなく、待つかどうかの問題なので、時間に余裕のある組み方をしてください。
出発前にやっておくこと
- 行く場所の要否を確認する。 各スポットのページに「予約」欄があります
- 要予約が1か所でもあるなら、そこを軸に日程を組む。 予約が取れた日に他を合わせるほうが確実です
- 予約推奨の飲食店は、休日の昼どきを外す。 これだけで入れる確率が変わります
- 要予約でなくても、営業日を確認する。 予約不要でも定休日なら入れません
なお予約が不要なことと、撮影していいことは別です。撮影可否は聖地で写真は撮っていいのか(「撮影可」は27%)にまとめています。そもそも立ち入れない場所は行っても入れない聖地20選にあります。
次に読むと役に立つもの
- 行っても入れない聖地20選 ─ 予約以前に入れない場所
- 聖地で写真は撮っていいのか ─ 313か所の撮影可否
- 聖地巡礼で店に迷惑をかけないために ─ 場所の性格の見分け方
- 遠征ライブ会場ガイド13選 ─ 会場ごとの行き方
エリア別に回るなら渋谷・原宿・表参道編、浅草・蔵前・スカイツリー編、恵比寿・代官山・中目黒編があります。
聖地が日本のどこにあるかは推しの聖地は東京に54%が集中している(552か所の都道府県分布)にまとめています。地方を回るときの計画の立て方も書いています。
1日の組み立て方は推し活の1日はこう組む(東京298か所の時間帯別データ)にまとめています。朝・昼・夕方でできることが変わります。
※予約の要否は当サイトが公式情報をもとに確認し、確認できない場合は「不明」として集計から除いています。552か所のうち414か所ぶんの集計です。店舗の方針は変わることがあります。お出かけの前に、必ず各施設の公式情報で最新の状況をご確認ください。
よくある質問
Q. 聖地は予約しないと入れませんか?
A. 多くは予約なしで行けます。当サイトが予約の要否を確認できた414か所のうち、予約が不要なのは280か所(68%)です。ただし要予約が53か所(13%)、予約推奨が78か所(19%)あり、合わせると3か所に1か所は予約を考えたほうがよい場所です。行ってから分かると回り直しがきかないので、出発前に確認してください。
Q. 必ず予約が要るのはどんな場所ですか?
A. 型があります。当サイトで要予約としている53か所のうち、最も多いのがライブ会場・劇場の14か所で、これは公演チケットがないと入れません。次に結婚式場・レストランウェディング施設が7か所、撮影用の貸出スタジオや企業施設が7か所、高級店・専門料理店が9か所ほどです。ほかに大学施設、寺の内部、体験型施設、ゴルフ場などがあります。共通するのは「一般客がふらっと入る前提で運営されていない場所」です。
Q. ジャンルによって違いはありますか?
A. あります。ライブ会場は14か所すべてが要予約(チケット必須)で例外がありません。逆にグッズショップ11か所とCDショップ5か所は全件が予約不要です。YouTube・テレビ由来の聖地は177か所中、要予約16・推奨55で、推奨がとくに多いのが特徴です。人気番組で紹介された飲食店に人が集まるためで、予約なしでも入れることはありますが、待つ前提になります。
Q. 予約推奨と要予約はどう違いますか?
A. 要予約は、予約がないと物理的に入れない場所です。予約推奨は、入れることは入れるけれど、満席や品切れで入れない可能性が高い場所を指します。当サイトの予約推奨78か所は55か所がYouTube・テレビ由来で、その大半が飲食店です。番組で紹介された直後や休日の昼どきは特に入りにくくなります。
Q. 予約なしで気軽に行ける聖地はどれですか?
A. 280か所が予約不要です。ジャンルで言うと、グッズショップ(11か所)とCDショップ(5か所)は全件、ドラマ・映画のロケ地は96か所中74か所、MVロケ地は90か所中71か所が予約不要です。屋外の公園・橋・駅・展望台などは基本的に予約が要りません。ただし予約が不要なことと、撮影していいことは別問題です。



