行っても入れない聖地20選|聖地巡礼で無駄足を踏まないための事前チェック

おしたび編集部

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2026年8月17日

行っても入れない聖地20選|聖地巡礼で無駄足を踏まないための事前チェック

「推しのロケ地」として紹介されていた場所に行ってみたら、門が閉まっていた。関係者以外立入禁止だった。そもそも会員でないと入れなかった。

聖地巡礼でいちばん残念なのが、この無駄足です。遠方から時間とお金をかけて向かったのに、外から建物を眺めて終わり──ということが実際に起こります。

映像の撮影は撮影許可を取ったうえで行われています。撮影隊が入れたことと、私たちが入れることは別の話です。ところが多くのロケ地情報は「どこで撮影されたか」までしか書いておらず、「行けるのか」までは触れていません。

この記事では、当サイトに登録されている433か所のスポットを1件ずつ確認した結果から、行っても中に入れない、あるいは条件を満たさないと入れない場所を20か所選んでまとめました。理由と、代わりにできることも添えています。

タイプ1:撮影用の貸出施設(原則、入れない)

映像制作のために貸し出されている施設です。撮影の予約が入っていれば当然入れず、そもそも一般見学を受け付けていないことがほとんどです。

足利スクランブルシティスタジオ(栃木)— =LOVE『呪って呪って』

足利競馬場跡地に2019年に造られた屋外オープンセットで、渋谷スクランブル交差点を実寸大で再現したものです。=LOVEの16thシングル『呪って呪って』(2024年2月3日MV公開)のメインダンスシーンがここで撮られました。

交差点と街並みを貸し切って撮影できる施設なので、一般客が自由に入れる場所ではありません。JR両毛線「足利駅」方面から車です。

KIRINAN BASE(旧桐生南高校・群馬)— FRUITS ZIPPER『フルーツバスケット』

閉校した旧・桐生南高校の校舎を活用した撮影スタジオです。体育館・教室・渡り廊下が当時のまま残り、FRUITS ZIPPERの『フルーツバスケット』(2024年9月28日MV公開)で制服姿のパフォーマンス場面が撮られました。廃校ならではのノスタルジックな空気が映像に生きています。

貸出施設なので、無断で敷地内に立ち入ることはできません。

埼玉ロケーション・イベントスペースR17 — MAZZEL『Fire』

国道17号沿いにある、カート場を兼ねたイベントスペースです。MAZZELの『Fire』のDance Performance Video(2023年12月27日公開)では、カートを移動させて倉庫をスタジオとして使い、7人がダンスを披露しました。工業的な内装が映像に生きています。

セネルスタジオ渋谷 — =LOVE 野口衣織さん・大谷映美里さん

渋谷区円山町のレンタル撮影スタジオです。私服交換企画の撮影に使われました。同じ場所で撮りたい場合は、スタジオとして正規に借りることになります。

足利スクランブルシティスタジオ

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タイプ2:企業・研究機関の施設(原則、入れない)

事業所として稼働している場所です。安全上の理由からも立ち入れません。

松井建設採石場(茨城・常陸大宮)— BE:FIRST『Sailing』

約7ヘクタールの採石場で、岩肌がむき出しの荒野のような地形です。BE:FIRSTの『Sailing』(2024年12月4日MV公開)で、メンバー7人が岩場でパフォーマンスをする映像が撮られました。

稼働中の採石場です。 重機が動き、発破や落石の危険がある現場で、観光地ではありません。撮影は許可を得て行われたもので、無断で立ち入ることはできません。

日本製鉄スタジアム(千葉・富津)— ≠ME『≠ME』

≠MEのデビュー曲『≠ME』(2019年8月2日MV公開)のロケ地で、グループの原点にあたる場所です。ただし日本製鉄の施設内にあるスタジアムで、一般開放された公共の競技場とは違います。

amazing college(埼玉・東松山)— 乃木坂46『ネーブルオレンジ』

旧結婚式場「マリエール東松山」を改装した私設の教育研究機関です。欧風建築の大ホール(142坪)、教会、庭園があり、乃木坂46の38thシングル表題曲『ネーブルオレンジ』(2025年3月23日MV公開)で全メンバーが揃う集合場面が撮られました。教育機関として稼働しているため、一般見学の可否は要確認です。

神奈川工科大学 KAIT広場(神奈川・厚木)— =LOVE『この空がトリガー』

建築家・石上純也さんが手がけた、柱のない大空間の建築作品です。建築目当ての来訪者もいる有名な建物ですが、稼働中の大学施設です。オープンキャンパスなど一般に開かれる機会を使うか、事前に大学へ問い合わせることになります。

タイプ3:稼働中の学校(敷地に入れない)

生徒・学生が日常的に使う施設です。ファンが敷地に入ることはできず、生徒が写り込む撮影も避けなければなりません。

西武学園文理中学校・高等学校(埼玉・狭山)— 僕が見たかった青空『青空について考える』

乃木坂46公式ライバルとしてデビューした23人組のデビューシングル(2023年7月12日MV公開)が、メイングラウンド・瞑想の広場・大勇館(体育館)で撮影されました。同校の生徒の呼びかけをきっかけに実現した企画で、卒業するメンバー2名への花束贈呈も校内で行われています。

横浜富士見丘学園(神奈川・旭区)— 日向坂46『絶対的第六感』

正源司陽子さんと藤嶌果歩さんによる校舎内・廊下のドラマ場面が撮影されました(2024年8月19日MV公開)。

相模女子大学(神奈川・相模原)— 目黒蓮『海のはじまり』

フジテレビ月9ドラマ『海のはじまり』(2024年7月期)で、月岡夏と水季が通っていた大学の場面が撮影されました。緑の多いキャンパスと並木が映像に使われています。

神奈川大学 横浜キャンパス — 平野紫耀・中島健人『未満警察』

ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(2020年、日本テレビ)で、主人公たちが通う警察学校の校舎・敷地として撮影に使われました。

いずれも門の外から見るか、オープンキャンパス・学園祭など一般に開かれる機会を使うことになります。

タイプ4:稼働中の結婚式場(関係者以外は入れない)

ドラマや映画の挙式シーンで頻繁に使われますが、挙式・披露宴が入っている日は関係者以外が立ち入れません。

  • キャメロットヒルズ(埼玉・さいたま市) — 映画『SAKAMOTO DAYS』で坂本太郎と妻の挙式シーン
  • グランドオリエンタル みなとみらい(横浜) — 同作でプロポーズのシーン
  • ロイヤルチェスター太田(群馬) — 同作のロケ地
  • 湘南迎賓館(神奈川・藤沢) — ≠ME『チョコレートメランコリー』。ステンドグラスと大階段を備えた大聖堂で撮影

ブライダルフェアなど一般に開かれる機会を使うか、外観を見るにとどめる形になります。なお映画『SAKAMOTO DAYS』は結婚式場を2か所使っているため、この作品のロケ地巡りは特に「入れない前提」で組む必要があります。

キャメロットヒルズ

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タイプ5:会員制・完全予約制(条件を満たさないと入れない)

行けば入れる場所ではありません。事前の手続きが必須です。

コストコホールセール 川崎倉庫店 — =LOVE 大谷映美里さん

会員制です。年会費を払って会員にならないと入店できず、同伴で入れる人数にも決まりがあります。思い立って行っても入れません。首都高「大師IC」近くで、車でのアクセスが前提です。

みそきん 池袋店 — =LOVE 大谷映美里さん

HIKAKINさん監修の味噌ラーメン専門店で、2026年3月オープンの常設路面店です。完全予約制で、行列に並んで入る店ではありません。予約方法と受付のタイミングを先に調べておく必要があります。

首都圏外郭放水路(防災地下神殿・埼玉)— BE:FIRST『Mainstream』

地下約50m、72本の巨大な柱が並ぶ調圧水槽が「防災地下神殿」と呼ばれる治水施設です。『Mainstream』の「地の底から頂点へ」を象徴する冒頭シーンがここで撮られました。

見るには一般向けの見学会に申し込む必要があります。 予約制で有料、コースも分かれています。ふらりと行って入れる場所ではありません。さらに、降雨の状況によっては施設が稼働して見学が中止になることもあります。

WILDMAGIC The Rainbow Farm(東京・豊洲)— JO1『With Us』

グランピング・BBQ施設です。JO1の3rdシングル『With Us』(2022年5月3日MV公開)で、カラフルなテントが並ぶ敷地内でのダンス場面が撮られました。予約制の施設なので、ふらりと入って中を見ることはできません。

タイプ6:行ける日が限られる(日を間違えると入れない)

施設としては入れますが、行く日を選ばないと閉まっています。

鮨文(豊洲市場)— よにのちゃんねる #464

豊洲市場の水産仲卸売場棟3階にある寿司店です。訪問で最も重要なのは市場の営業日で、豊洲市場は日曜と祝日、水曜の一部が休市になります。休市日には店も開きません。営業は朝が中心で、昼過ぎには閉まる店が多いのも特徴です。

蓮沼ウォーターガーデン(千葉・山武市)— 日向坂46『海風とわがまま』

九十九里海岸近くの大型屋外プール施設で、ウォータースライダーや青い円柱構造物の上でのパフォーマンス場面が撮られました(2025年5月24日MV公開)。

屋外プールなので営業は夏季に限られます。 それ以外の季節は閉まっており、中に入れません。

府中競馬正門前駅 — RIIZE『Love 119』

京王競馬場線の終点駅です。入れないわけではありませんが、競馬の開催日とそれ以外で人の量がまったく違います。 MVのような静かな雰囲気を求めるなら開催日を外すことになります。

タイプ7:入れるが撮影できない

施設には入れても、カメラを向けられない場所です。

都営大江戸線新宿駅(エスカレーター)— BE:FIRST『Mainstream』

地下約38mから伸びる長大なエスカレーターですが、稼働中の駅設備です。撮影のために立ち止まったり、エスカレーター上でポーズを取ったりすることはできません。乗り降りするだけの利用にとどめる必要があります。

総本家更科堀井 本店(麻布十番)— Snow Man

創業200年を超える蕎麦の老舗です。地元の常連に長く支えられてきた店で、番組紹介後の来訪集中は通常営業に影響します。店の前での撮影や、店員に番組の話を持ち出すことは避け、普通に蕎麦を食べて帰るのが唯一の作法です。

都営大江戸線新宿駅(エスカレーター)

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出かける前の3つのチェック

無駄足を防ぐには、次の3点を確認してから出発してください。

  1. 一般公開されている施設か — 撮影スタジオ・企業施設・学校・稼働中の式場は原則入れません
  2. 予約や会員登録が要るか — 見学会(首都圏外郭放水路)、完全予約制の店(みそきん)、会員制(コストコ)
  3. 行ける日が限られるか — 市場の休市日、屋外プールの営業期間、競馬の開催日

当サイトの各スポットページでは、この3点を「訪れる前に」の欄にまとめています。アクセス・営業時間・定休日・予約可否・撮影可否と、その情報をいつ確認したかの日付も記載していますので、出発前に目を通してみてください。

「入れない」からこそ大切なこと

入れない場所に無理に入ろうとすると、施設の業務や、そこで働き学ぶ人たちの生活を直接妨げることになります。学校であれば生徒の安全に、採石場であれば自分自身の安全に関わります。

撮影を受け入れてくれた施設が、その後もロケ地として使われ続けるかどうかは、公開後にファンがどう振る舞ったかに左右されます。「行けない」と分かった場所は、外から眺めて帰る。 それが結果的に、次の作品のロケ地を守ることにつながります。

一方で、施設側が積極的に受け入れてくれた例もあります。櫻坂46『車間距離』のロケ地である熱海の伊豆山橋では、MV公開後にファンの来訪が増えたことを受け、2022年8月に道路運営会社が木製の展望デッキを整備しました。撮影と同じアングルで橋を望めるようになっています。こうした場所は、遠慮なく訪れて楽しんでください。

撮影の可否については、313か所を集計した聖地で写真は撮っていいのか(「撮影可」は27%)にまとめています。撮影不可になる場所の型と、迷ったときの判断基準を載せています。


※各施設の公開状況・営業時間・予約要否は変更される場合があります。お出かけの前に、必ず各施設の公式情報をご確認ください。

よくある質問

Q. ロケ地に「行っても入れない」ことがあるのはなぜですか?

A. 映像の撮影は、撮影許可を取ったうえで行われています。撮影用に貸し出される施設、企業の敷地、稼働中の学校や病院、営業中の結婚式場などは、許可を得た撮影隊だから入れたのであって、一般の来訪者に開かれているわけではありません。ロケ地として紹介されていることと、見学できることは別の話です。

Q. 行く前に何を確認すればいいですか?

A. 3点あります。①その場所が一般公開されている施設かどうか(撮影スタジオ・企業施設・学校は原則不可)②予約や会員登録が必要かどうか(見学会・会員制の店)③営業日・営業期間があるかどうか(市場の休市日、屋外プールの夏季限定、競馬開催日など)。当サイトの各スポットページでは、この3点を「訪れる前に」の欄に記載しています。

Q. 入れない場所は訪れる意味がないのですか?

A. そうとは限りません。外観そのものが映像に使われている場所(足利スクランブルシティスタジオの街並み、湘南迎賓館の大聖堂の外観など)は、外から見るだけでも作品の雰囲気を感じられます。大切なのは「中に入れる前提で計画を立てない」ことです。

Q. 施設に問い合わせれば見学させてもらえますか?

A. 施設によります。ただし、稼働中の学校や企業の生産設備、営業中の結婚式場などに、ファンとして見学を申し込むことは業務の負担になります。一般公開の機会(オープンキャンパス、学園祭、ブライダルフェア、見学会)が用意されている場合はそちらを使い、そうでなければ外からの見学にとどめるのが妥当です。

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