『一次元の挿し木』作品ガイド|山田涼介主演ミステリーの原作・キャスト・そして実在する「骸骨湖」

おしたび編集部

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2026年8月18日

『一次元の挿し木』作品ガイド|山田涼介主演ミステリーの原作・キャスト・そして実在する「骸骨湖」

山田涼介さん(Hey! Say! JUMP)主演の『一次元の挿し木』が、2026年7月から放送されています。

タイトルだけでは何の話か分かりにくい作品ですが、物語の起点になっている場所は実在します。 そこがこの作品のいちばん面白いところだと思うので、この記事ではそこまで踏み込みました。

作品の基本情報

項目内容
放送読売テレビ制作・日本テレビ系「日曜ドラマ」
放送日時2026年7月5日〜/毎週日曜 22:30〜23:25
話数全10話(予定)
主演山田涼介(七瀬悠 役)
原作松下龍之介『一次元の挿し木』(宝島社・2025年2月5日刊)
脚本高田亮、清水匡
監督城定秀夫、頃安祐良、日髙貴士
音楽堤裕介
主題歌LANA「Truth in the dark」

原作は第23回『このミステリーがすごい!』大賞の文庫グランプリ受賞作です。同賞は宝島社が主催するミステリーの新人賞で、文庫グランプリはその受賞区分のひとつにあたります。

キャスト

役名キャスト
七瀬悠山田涼介
七瀬紫陽堀田真由
石見崎唯/真理白石聖
仙波佳代子鈴木保奈美
七瀬京一佐々木蔵之介

七瀬悠は遺伝子学を研究する大学院生です。4年前の豪雨で行方不明になった義理の妹・紫陽(堀田真由さん)の生存を信じ続けている、という設定から物語が始まります。

物語の起点 ─ 200年前の人骨のDNAが、妹と一致する

あらすじの核はここです。

悠のもとに、インドで発掘された200年前の人骨のDNA鑑定の依頼が来る。鑑定してみると、その骨のDNAが、4年前に行方不明になった義妹・紫陽のものと完全に一致した。

紫陽の葬儀が進もうとするなかで、悠はその謎を追い始めます。関係者の不審な死、盗まれた人骨、消えた記憶。それらが1本の線につながっていく——という構成です。

その湖は、実在します

ここがこの作品の面白いところです。

人骨が発掘された場所として作中に出てくるのは、インドのループクンド湖これは架空の湖ではありません。

項目内容
所在地インド・ウッタラーカンド州 チャモリ県
標高5,029m
深さ約2m(浅い湖)
通称スケルトン・レイク(骸骨湖)/神秘と骨の湖

この湖の周辺には、数百体分の人骨が散在しています。

19世紀末に報告があり、1942年に再発見されました。当時イギリス当局は日本軍に関係するものではないかと疑いましたが、調べてみると古すぎた。 そこから「誰が、なぜ、これほど多くここで死んだのか」という謎が始まります。

2019年の遺伝子研究が出した答え

長らく「一度の災害で大量に亡くなった」と考えられてきましたが、2019年の遺伝子研究がその前提を崩しました。

38体の骨を分析したところ、最も古い骨と新しい骨のあいだに1000年以上の隔たりがあったのです。南アジア系の遺体はおよそ西暦800年頃、それ以外の遺体はおよそ1800年頃と推定されました。

つまり、この湖の人骨は一度の出来事によるものではなかった。 時代も出自も異なる人びとが、別々のタイミングでここに眠っていた。

『一次元の挿し木』の「200年前の人骨」は、この1800年頃のグループにあたります。 遺伝子学を専攻する主人公という設定も、DNA鑑定から物語が動き出す構成も、この現実の研究を下敷きにしていると読むと、作品の解像度が上がります。

そして、この湖にも「聖地巡礼のマナー」の問題がある

当サイトは聖地巡礼を扱うサイトなので、この点にも触れておきます。

ループクンド湖はトレッキングの目的地として人気があり、訪れた人が骨を持ち去ってしまうことが問題になっています。 当局は保護措置を検討している状況です。

標高5,000mの高所で、日本から気軽に行ける場所ではありません。ただ「作品の舞台だから」と人が押し寄せることが、その場所に何をもたらすのか。日本国内の聖地で起きていることと、構造はまったく同じです。

この話は聖地巡礼で店に迷惑をかけないためにに通じます。

ロケ地について ─ 現時点では公表されていません

この記事の執筆時点(2026年8月18日)で、『一次元の挿し木』の公式なロケ地情報は確認できていません。

番組公式サイト、各施設の公式発表、自治体のフィルムコミッションのいずれにも、本作の撮影に関する告知は見当たりませんでした。ネット上にはロケ地をまとめたページが複数ありますが、そのいずれも出典を明記していません。

当サイトは、番組公式・施設公式・自治体のフィルムコミッションなど、出典が確認できる情報だけを掲載する方針です。理由は単純で、裏付けのない情報を載せると、間違った場所に人を行かせてしまうからです。実際、まとめサイトを経由して誤った情報が定着している例を、これまで20件以上確認しています。

放送中の作品なので、今後フィルムコミッションや施設側が公表する可能性は十分にあります。 確認でき次第この記事に追記します。

ロケ地情報がどう生まれ、どう消え、どう誤りが定着するのかはドラマのロケ地は放送から何年で消えるのかにまとめました。自分で調べたい方はそちらをどうぞ。

なお、同じ2026年7月期の日曜劇場『VIVANT』第2シーズンは、島根県観光連盟が公式のロケ地MAPを公開しています。公式が出ているとどれだけ違うかはVIVANTのロケ地・島根7か所ガイドで比べてみてください。

山田涼介さんゆかりのスポット

ロケ地はまだですが、山田涼介さんが登場した番組・作品ゆかりのスポットは、当サイトに28か所登録されています。

Donish Coffee Company 神楽坂コーヒースタンド

Donish Coffee Company 神楽坂コーヒースタンド

YouTube・番組ロケ地

東京都新宿区袋町5-1 Faro神楽坂1F

Hey! Say! JUMP

Donish Coffee Company 神楽坂コーヒースタンド。「よにのちゃんねる」登場。

まとめ記事もあります。

まとめ

『一次元の挿し木』は、実在するインドの「骸骨湖」の謎を下敷きにした、遺伝子学ミステリーです。

湖そのものは標高5,029mにあり、日本から訪ねるような場所ではありません。ただ、作品を観るときに「あれは本当にある湖で、本当に1000年ぶんの骨が眠っている」と知っているかどうかで、物語の見え方はかなり変わると思います。

ロケ地については、公式の裏付けが取れ次第この記事を更新します。


※放送日時・キャスト・スタッフは各公式発表に基づきます。ループクンド湖に関する記述は公開されている研究報告と事典情報に基づくもので、現地の状況は変わる場合があります。ロケ地情報は2026年8月18日時点で公式の公表を確認できていません。

よくある質問

Q. 『一次元の挿し木』はいつ放送していますか?

A. 読売テレビ制作・日本テレビ系の「日曜ドラマ」枠で、2026年7月5日から放送されています。放送時間は毎週日曜22:30〜23:25、全10話の予定です。原作は松下龍之介さんの同名小説で、第23回『このミステリーがすごい!』大賞の文庫グランプリを受賞し、2025年2月5日に宝島社から刊行されました。

Q. 山田涼介さんの役どころは何ですか?

A. 遺伝子学を研究する大学院生・七瀬悠役です。4年前の豪雨で行方不明になった義理の妹・紫陽(堀田真由さん)の生存を信じ続けており、インドで発掘された200年前の人骨のDNAが紫陽のものと一致するという報告から物語が動き出します。

Q. 物語に出てくる「200年前の人骨が見つかった湖」は実在しますか?

A. 実在します。インド・ウッタラーカンド州チャモリ県にあるループクンド湖で、標高5,029m、深さ2mほどの浅い湖です。数百体分の人骨が湖畔や湖底に散在しており、「スケルトン・レイク(骸骨湖)」と呼ばれています。2019年の遺伝子研究では、最も古い骨と新しい骨の間に1000年以上の隔たりがあることが分かりました。

Q. ドラマのロケ地はどこですか?

A. この記事の執筆時点(2026年8月18日)で、公式に公表されたロケ地情報は確認できていません。当サイトは番組公式・施設公式・自治体のフィルムコミッションなど、出典が確認できる情報のみを掲載する方針のため、裏付けが取れるまでロケ地は掲載しません。公表され次第、追記します。

Q. 山田涼介さんゆかりのスポットはありますか?

A. あります。当サイトには山田涼介さんが登場した番組・作品ゆかりのスポットが28か所登録されています。「よにのちゃんねる」の飲食店、ドラマ『王様に捧ぐ薬指』の名店、ソロドームツアーにちなんだ店などです。記事末尾からたどれます。

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